本屋の妖精さん
ついったでも話したんですが、
本屋に行ったら見知らぬ男の人に
「眼鏡貸してくれませんか?」
って言われました
…?
……は???
めっちゃびっくりしましたwwwww
本をパラパラめくってたら突然若い優しそうなお兄さんが「眼鏡貸してくれませんか?」ですよ?
どこのナンパだよ、メガネから始まる恋かよ
まぁ特に断る理由は無いので「度強いですよ」って言って貸しました
お兄さんは私の趣味の悪い黒とピンクのメガネをかけてしばらく本を見た後お礼を言って去っていきました、びっくら
…で
しばらくしてから私の好きな文庫コーナーに行ったら
またいました。ばったり会いました
もう存在に気付いた瞬間に私は何を言われるか悟り、笑いました
たぶん相手もその悟った私を悟り笑いました
「また…メガネ貸してくれませんか?」
う、うわああお!
絶対言われると思いました。
しかもまた断る理由は無いので貸しました。
またしばらく本を見て、そして
「後ろの棚も見てきていいですか?」
…いや、だから断る理由がないのでいいですよと言いましたとも。
そしてしばらくして私にメガネを返し、その人は本当に去っていきました。
なんだったのでしょう。
童顔で物腰柔らかな素敵な男性で、高校生の私にも敬語を使って下さって、「お時間大丈夫ですか?」と気遣っていただいたのは嬉しかったのですが、
見知らぬ女子高生にメガネを借りるのか????
とは思いましたよね、謎めいてますよね
でも彼のおかげで沈んでいた気持ちが明るくなりました
いつか出会うことがあうならばお礼が言いたいです。
きっと彼は妖精さんだったのでしょう